おまえのことがすきなんだ!!!

 自担の単独主演映画が公開されたというのに、いまだチケットさえ手に入れていない(そう、前売りも買っていない)という怠け者は、今日ろみお君のソロコンに行ってきました。


 ……あれ? わたしの担当って誰だっけ……。
 それはさておき(おくな)、久々のコンサートです。最近は自分がジャニオタなこともすっかり忘れてしまいそうなくらいソウル体生活*1を送っていて、「えーっと何を用意していくんだっけ?」なんて口走ってしまうほどJ脳が眠ってました。てへ。
 今日はまるまる上田竜也だと思うとゴージャスな気はするものの、チケットはアリーナ26列でいかにも埋もれっぽいし、予習していくCDはないしで、「ま、ちゃっくり楽しんでくるか」とラフな気分で家を出ました。
 今日着ていったのは、プレゼントでもらったワンピース。普段から甘ロリ系の可愛い服を着る友人が贈ってくれたんですが、これがまぁものすごくかわいくて! 紫の柄生地に、白の三段フリルのワンピースなんですよ! 正直、わたしに似合うのか不安……。でも、憧れてもなかなか買う勇気を出せなかった品なので、着るのがちょー楽しかったりw せっかくだし「この機会を逃してはいつ着るのだ!」と思って着て行きました。カツン系コンサートだから、そんな服着てる人いっぱいいるしね(わたしの歳で着ていく人は少ないだろうが……)。
 そして後輩ちゃんと合流して会場へ。神戸はちょー地元(職場がちょー近い)ので、そんな格好して歩くのが少し不思議な気分だったり……。普段は乗らないポートライナーに乗るのが意外と楽しく、いいかんじにテンション上がってきて、グッズで大枚はたきw、開場と同時に中に入っちゃいましたwww で、席を見に行ってみたら……


 センターステージ前から2列目。


 え? うそ、まじで?
 絶対埋もれだと思ってたのが、ところがどっこい、ど真ん中2列目でした。そんなわけで、もうろみお君しか見えない夢のようなコンサートを堪能してきましたよ!!! ステージの端っこまで来てくれたら、額の汗の粒まで見えたんだよー!!! すごい〜、ちかい〜!!! てか、こいつ、ほんとビズのクオリティはゆらがねぇなぁ〜!
 コンサートはいかにもろみお君が好きで楽しくてやったような内容で、本人は謎のお城に住む王子様という設定。一緒に舞台に上がるのは、FIVEとメインギタリストを除けば、ダンサーもコーラスも演奏の人たちもみーんな綺麗な女の子。MCで「いいでしょ、クラスで一番可愛い女の子を集めましたーってカンジが」とか言ってました。ステージにはシャンデリア釣ってるし、玉座があるし、あぁもうホントこういうの好きだなってかんじでした。カツンの曲は1つも歌わなかったし。
 でも、やりたいことしかやってないのに、それが自己満足なものにならず、きちんとエンターテイメントになってるのがさすがですなぁ。ま、客席見回して「すごい絶景。すべてを手に入れたみたい」とか言っちゃうあたりが子供っぽいですけど。そしてそこがスキですけどw
 MCはお気に入りのギタリスト君とひたすらイチャイチャしたかんじで喋ってました。ふたりがいかに仲がよくてずーっと一緒にいるかをアピールしまくってましたけど、「その店はね、中丸が一緒に行ってくれた店でおいしいの……じゃなかった、俺が一緒にいってやった店なんだよw」みたいなこと言っててやはり可愛かったです。あと、骨折したときを連射で撮影した写真を公開して、解説したり……そのあと、カツンのメンバーがいかに優しくしてくれたりの話をしたり……。あ、あと、こきたんが『私の奴隷になりなさい』って本を読んでるとかばらしてました。


 もう十分長く書いてるので、ざっくりはしょっちゃいますが、個人的に気に入った演出は、やはり水と炎のやつかなぁ。なんか、水と炎が交互に噴出して、その中で、ドラゴンの映像をバックにろみお君が踊ってたのですが、席の関係もあって、熱も飛沫も届いて、ものすごーい迫力でしたっ。あと、聞けてよかった曲は、花の舞う街と、ヤンキー片思い中。特に後者は、アンコールで出てきて、みんなで大合唱だったから、楽しかったァ〜。本人もハイテンションでジャンプしまくりだったし。


 しかも、客席に乱入してきたし。


 そう、テンション上がりすぎたのか、ろみお君てば客席に乱入してきたんですよ。わたしの目の前のスタッフ通路から飛び出て。え? なにこの展開!? と思いながら、とっさに手を伸ばしたら、なんとハイタッチー!!!!
 ぎゃー、ろみお君の手ぇ触ったー!!! 触ってしまったおー!!! 汗まみれで、硬くて細い手だったおー!!!!
 いやぁー、なんか、夢みたいでした。その時、空には風船が舞ってて、みんなが必死に空を見上げてるなか、わたしは呆然の自分の右手を見つめてました。ちなみにその後のろみお君は、道行く先の娘さん達にもみくちゃにされてましたよ。あれはどう考えても予定内のイベントじゃなかったと思う……。


 と、とにかく、そんなミラクルもあって、公演終了後は完全に放心状態。ラフな気持ちで出発したのが、ありえないゴージャスさで、今でも夢を見ていたような気分ですwww 帰り道とか、後輩ちゃんともども「近かった」「触った」としか呟いてなかったしwww 魂抜けた状態でパスタ食べてたら、高校の時の先生とばったり会ってしまい、ロリータファッションで「今月28歳になります」とか言わされる罰ゲームがついてきたけど、まぁ、そんなこと、どうでもいいんだw
 いやぁ、今日は本当にちょー楽しかったです。

私の奴隷になりなさい (角川文庫)

私の奴隷になりなさい (角川文庫)