伊勢とか、国立DVDとか。

 行ってきましたよ、伊勢神宮。08年の正月にやっていた翔ちゃん司会の特番、ニッポニア学習帳で見て以来、ずーっとずーっと行きたかった伊勢神宮です。そういや、あの番組で、ジュニアの頃の翔ちゃんは背が低かったという事実を知ったんだったかな。太田が言ってたの、懐かしいなぁ。まぁそれはさておき。
 国立をきっかけに知り合った同行者ちゃんがその伊勢神宮の近くに住んでいるとのことで、国立の時から「案内してくれ!」とお願いしていたんですけど、ついにその願いが叶いました。大阪から電車で揺られて2時間弱。通勤に1時間半をかけている身としては、そんなに遠いってカンジはなかったです。乗った特急がまた可愛い黄色の電車で、「やっほい、にのみーカラー♪」とムダに喜んでましたw
 駅からは同行者ちゃんの車に乗って伊勢神宮へ。伊勢神宮ってなにがあるのか全然知らずに行ったんですけど(おいw)、外宮と内宮と2種類あって、それぞれを回るんですね。そんな基本情報もよくわからないままに突撃したわたしに、同行者ちゃんは大爆笑してました。そしてヒジョーに簡単に「たくさんの神さまがおる場所やねん」と教えてくれましたw まずは外宮から参拝。手を洗うのを忘れて入ってしまい、非常にバチあたりながらも手を合わせてきましたw ファンタジー世界に迷い込んだみたいに、めちゃくちゃ太い木が立ち並ぶ敷地内に、いくつも神さまを祀った社があるんですけど、天気も良かったし歩いてて本当に心地よかったです。同行者ちゃん曰く外宮ってあんまり人が来ないらしく、実際人影もまばらだったんだけど、外宮のメインの社の前にはさすがに人だかりができてましたね。そこが一番のお気に入りだったんのに写真撮影禁止でしたー。残念! そこでは賽銭箱の先には木の門があって、そこに白い布がかかってるんですけど、その布が風が吹くと暖簾みたいに揺れるんですよね。で、まくれあがると奥に社が見える。その瞬間がすごく面白くて、ずーっとずーっと見てました。風も、強くなく、弱くなく、ちょうどいいかんじで、ふわりとやわらかく持ち上がる様を見ると「あ、今、神さまが門をくぐったのかも」なんて考えちゃうようなくらい神秘的でステキな景色でした。ちなみにその様子を見て「チラリズムだな。エロいな*1」とストレートな感想を述べてしまったわたしに、同行者ちゃんは「バチあたり〜」と言ってました。でも爆笑してました。他の社は門も布もなく、木の戸がガッシリ閉められていただけだったんだけれども、それはそれでカッコよかったです。中を見せないからこそのドッシリとした雰囲気が、非常に存在感をかもしだしていて、ステキでした。調子に乗って「見せないのもエロいな」なんて言ってみると、「りあちゃんて面白いな〜」と言われました。ありがとうございますw
 今度は内宮へ。こっちはザ・観光地なかんじで、通路も舗装されてました。個人的には、自然溢れて閑散としてる外宮のほうが好きだったかな〜。でも、内宮は社も大きいし、いっぱい神さまいるし、いろんな木の橋を渡れるし、十分面白かったです。今度はちゃんと手を洗ってからお参りしましたよ。大きな石の階段登った先にあったメインの社には、やっぱり白い布がかかっててステキなチラリズムを披露……じゃなかった、静かなたたずまいで客を迎えていました。参拝客の中にはしっかりしたスーツに高そうなバッチつけたオジサンとかいて、「あぁ、本当に日本の大事な場所なんだな」って思いました。単に観光客が集まるだけの場所じゃないんだねー。
 あと、せっかくなんで記念にお守りを買ってきましたよ。当然のように黄色のお守りを選ぶわたしに、「ニノ……」と横で呟く同行者ちゃんw あ、バレバレですか?www それから隣のおかげ横丁へ。いわゆるお土産屋さんの通りで、コロッケやら牛肉マンやらを買い食いしました。どっちも抜群にうまかった! 周囲が制服着た学生ばっかりだったこともあって、自分も学生に戻った気分で楽しかったですw
 夕方になると雨がパラついてきて「これは雨男の翔ちゃんが取材に来てるんじゃない?w」なんて冗談言いながらカラオケへ。嵐の歌ばっかり片っ端から歌い、踊り、叫びw、これでもかってくらいのオタカラを満喫。夜には惣菜買いこんで、晩御飯食べながら嵐のPV観賞……うわー、なんて贅沢www でもまぁ、ここからが本番。ついに国立DVDの封を切って観賞しました。
 DVDの感想は前にも述べましたけど、ホント彼らはすごいですよね。プロなんだなぁ。努力家なんだなぁ。いろんな人に愛されてるんだなぁ……。あの映像に詰め込まれてる、「嵐」を構築する要素が圧倒的すぎて、初見のこの時はただただ呆然と見るばかりでした。一緒に見た同行者ちゃんも言葉少なく、静かに涙をぬぐってました。ホント、嵐さんってステキだよね。愛しいよね。そんなことを思いながら就寝。翌日の昼に、大阪に帰りました。
 あれから……まぁ、今日に至るまで、毎日必ず5分はディスク回してるんですけれども、やっと「ここに萌え!」とか言えるようになってきました。大宮の乳首とか、虹とか、山っ子のくしゃみとか、メイキングだけでも萌えてんこ盛りなのに、わたしがふとした瞬間に思い出すのは、トランプいじりながら集中力を研ぎ澄ましていくにのみーであり、思うように歌えなくて鉛筆で譜面を叩いている相葉ちゃんなのです。
 去年末、マジで仕事の意欲を削がれるひどい仕打ちを受けて以来、「わたしって何のために仕事してるんだろー?」とか考えて、いつも以上に駄目な社会人に成り下がってるんですけれど、あのDVD見てからやっと気分が上向きになりました。にのみーママも言ってたしね。「要領よくとった100点よりも、しっかり勉強してとった80点の方が、本当の100点だ」とか、そんなこと。彼らは売れに売れてるアイドルだから、多少自分たちに甘く仕事をしたとしても、客は喜ぶだろうし、次の仕事は舞い込んでくるだろうけど、そんなことは絶対にしてなくてカッコイイ。それってプロとして当然のことだと思うけど、当然だと思われてることをこなし続けるって大変だからさ。本当にすごいと思う。プロだわ。あのプロ意識の高さに憧れる。
 わたしだって仕事で金稼いでるんだから、プロ意識持って頑張らないとなー……なんて。当たり前のことに気付かされたんです、あのDVDに。わたしも頑張ろう。

*1:「エロティック」ってわけじゃなくて「にくい演出だな!」って意味です。わかりにくくてすいません。