最後

 えーっと、現実逃避も兼ねて『最後の約束』をディスりにきました。
 もちろんネタバレしてるので、まだの人は閲覧注意☆



 今回のドラマは「嵐5人が共演!」ってことで、きっとドラマの内容もそれ以上でもそれ以下でもないだろうなーって思ってました。つまり「5人そろってりゃなんでもいーよ」くらいのハードルしか用意せずに見たんですよ。
 そ れ な の に !
 それなのにまーったく許せないクオリティ! 最初は笑ってみてたけど、途中から「ポカーン」でしたよ。あぁもう、ゆるせないっ。ホントゆるせないっ。
 いやまぁ、5人が犯人なのは最初の内にわかっていたさ。あんまり先を読むのが得意じゃないわたしでも「あ……犯人……」とか思っちゃったさ。それでも5人のうち1人だけが犯人で、他の4人はたまたま居合わせた昔の仲間で、「テロいくない!」って流れになって、脱出する話だったらいいなーってのは思っていた。でもやっぱり5人が犯人だったね……って、別にそのことにガッカリしたわけじゃないんだけど……。
 ただまぁこの話を続けるなら、あのドラマは誰の視点になって見れば良かったのか? ……っていうのは脚本家に問いたい。嵐5人に感情移入はできず、それぞれと共にいる人たち(メイサとか)の目線にもなれず……。「犯人は誰なんだよ!」と躍起になって探している人もおらず……。それで「はい、嵐が犯人でしたー!」って言われても、「……あ、そうですか」くらいのもんですよ。だってミスリードさえないわけだし。
 起こった事件を俯瞰して見るには説得力がなさすぎる展開の連発だしね。そういう意味では「なにこの展開プギャー!」っていう見方をする分には楽しかったけども。実際わたしはそうやってみたわけだしwwww だってさぁ、ダクトのカギに南京錠使ってる最高警備システムのビルがどこにあるよwww 南京錠なんてわたしでもあけられるっつーの*1
 え? イギータについて? あれはもうアレでいいんじゃないですかねw 嵐は5人で嵐なのに、6人目どうこうとか笑いますけどね。でも、そのへんはおたくのこだわりなので、議論はしない。ただひとつ言えることは、あの写真は爆笑モノであった。
 ま、その話はさておき。
 無茶苦茶な展開に「やれやれ」とは思ったけれども、そのことについて怒りはない。正直言うと、嵐5人が出てればなんでもいいからどんな展開でもいいやって思ってたからさ。まぁ、こんなもんかなってカンジ。でも、今回の脚本はゆるせなかった。
 だってさー……テロは成立しちゃいかんですよ。
 大きな間違いを正すためなら小さな間違いは起こしてもいいって考えはどうなんだろう? 某海の警備隊と何が違うんだ……。そもそも、犯罪者があげた花火にイギータは喜ぶんだろうか? まぁ、百歩譲って喜ぶ人だったとしても、かたき討ちは明治時代に禁止されてますよーって言いたい。無血だったらいいのか? いや、そんなことないでしょ。力でねじふせてほしいものを手に入れるんだぞー。俺たちは何も間違ってないぞー。なんてさ。
 ……よりによって嵐5人のドラマでやってほしくなかったな。
 いや、このドラマに感動するのも、イギータを思う彼らの行動を肯定するのも、個人の自由ですよ。そういう人がいるのも自由だ。そもそもわたしが「ゆるせーん」ってわめいているのも自由にやらせていただいてもらってることだしね。だから、こんなところでギャーギャー言うことに何の意味があるのかよくわからんのだが、とにかく、
「面白くなかった」「残念だった」「てゆーか、腹立った」
 ってことを言いたかっただけなのです。以上。変なエントリでしたw
 あ。でも、ダクトを進むシーンはよかったですね。だから、えんえんとダクトを進み続ける2時間ドラマだったらよかったのにな。

*1:高校の頃、ロッカーに南京錠をつけろって校則で、よく鍵を忘れてヘアピンで開けたもんだw