最近、ちゃんと読書してます。

鴨川ホルモー (角川文庫)

鴨川ホルモー (角川文庫)

 いつか読んでみたいと思っていた、万城目学を読んでみた。
 いつか読んでみたいと思ったのは、もちろん『鹿男あをによし』がきっかけ。あのドラマで腹筋ブレイクされたことは数しれないw んなわけで、『鹿男』の小説を読んでみたいなーって思ってたんだけど、おかんが持ってたのはこっちだった。まぁあるなら読んでみるか、と思ったのが1年以上前……。やっと読んだよー、第二弾。
 なんだろう……期待しすぎたのかな?w
 いや、面白かった。かなり面白くて、かなり変で、かなり意味不明シュールだった。間違いなく好きな部類の本なんだけど、読後に「あ、終わった」という感はいなめず……。この作者の本は、賞とりまくりで、本屋大賞もかすめたくらいだから、まぁ「絶対に面白い!」と思って挑んだわけですよ。だから、ハードル高くしすぎたのかなぁ……って。
 主人公と早良さんをめぐるウンヌンは先が読めてしまっていたので残念。凡ちゃんとのことも先が読めてしまっていたので残念。最後まで楽しく読めたのは高村だった……。いいのかそれでw でも、先が読めててもやっぱり「ウククク」っと笑うこと多数。良い本でございました。次は『鹿男あをによし』か『プリンセス・トヨトミ』か……。後者はひっくりかえるくらい面白いらしいよ。……て、またハードルあげてしまいそうだ。いかんいかん。